福島の隠れた花の名所　　　　福島の旅

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福島市の中心部にある丘陵信夫山

福島は、阿武隈川の中流とその支流須川との合流する地点にあり、伊達平野を西から北に広く展開し、東は阿武隈山地の一部十万劫山(429ｍ)の連山、西方　20ｋｍには東吾妻山連峰(1975ｍ)から北方には15ｋｍ隔てる万歳楽山(898ｍ)により囲まれる一大盆地の東南端にあり、信夫山はその盆地の中にぽっかり浮かんだような孤立する島のような丘陵地である。
信夫山は東西2.7ｋｍ、南北1.4ｋｍ、周囲7ｋｍの四季折々の美しい山です。

「忍ぶ山　しのびてかよふ　道もかな　人のこころのおくを見るべく」(在平業平)

信夫山は昔から山岳信仰の山として知られており、それぞれの山頂などに信仰の対象である神仏が祀（まつ）られています。

福島市指定　史跡および名勝　岩谷観音
信夫山の東側、岩谷周辺の山腹一帯の崖の地層には三十三観音と供養のための諸仏像が彫られ古くから信仰の的になっていました。